世界のサッカーの勢力図は、大きく分けてヨーロッパ諸国と南米諸国に分けられます。世界ランキングを見ても時勢で変化するにせよ、10位以内にはこの地域に含まれる国々が入っています。その最大の要因として挙げられるのは、プロリーグの存在でしょう。
日本の明治時代にはイングランドでプロリーグが誕生していますし、イングランドから伝わったブラジルやアルゼンチンでも同時代にリーグが発足しています。その他イタリアが1890 年代に、スペインやフランスが1900年代初頭にドイツでは第二次大戦後にクラブチームが誕生しました。リーグの誕生と進展は、世界各国から優れた選手を招くなどクラブ間の競争を生み、結果として当該国の進歩につながります。
ヨーロッパ各国のプロリーグで好成績を収めたクラブはリーグランキングに応じて、次年度のヨーロッパチャンピオンズリーグ、又はヨーロッパリーグへの出場権が得られます。この大会により、自国リーグ成績上位のクラブが他国リーグのクラブと対戦することでレベルを相対化でき、更なる進歩の端緒にできます。
ちなみに戦後始まったチャンピオンズリーグの歴代優勝チームは、スペインのクラブが14回でトップで、以下イタリアが12回、イングランドが12回、ドイツ7回と続きます。予選から決勝までおよそ1年掛けて試合が行われる点からみてもヨーロッパに強豪チームが多いことが分かります。またワールドカップに目を転じると、優勝回数ではブラジルに次いでイタリアとドイツが、連続ベスト4以上ではドイツがトップで、そのレベルの高さを物語っています。
南米といえば、サッカーの本場として有名です。世界のサッカー界では南米とヨーロッパが二大勢力を形成していて、強豪国や名選手はほとんどこれらの地域から出ている歴史があります。ただ経済力の違いから、クラブとリーグの強さはヨーロッパが上回っていると考えられます。毎年行なわれるクラブW杯で、ヨーロッパのビッグクラブが南米クラブを頻繁に打ち破るのがその証拠でしょう。
しかし、選手の個人技となるとヨーロッパの人々も南米サッカーに軍配を上げるほど、南米選手の足技は群を抜いています。ファンタジスタと称される彼らはアルゼンチン代表のメッシ、ブラジル代表のネイマールのほか、さかのぼればロナウジーニョやリバウド、リケルメ、そしてマラドーナと名前を挙げるだけでテクニックを存分に発揮した名プレーの数々が思い起こされる選手たちばかりです。
なぜ南米に天才的な個人技を持った選手が生まれるのか、様々な角度から議論されてきました。石畳のデコボコな裏道でストリートサッカーに興じて来たからであるとか整備されていないグラウンドで試合をしているうちに磨かれる、決闘の伝統が一対一の技術を鍛えるからなどどれも一理あり、サッカー好きの会話で繰り返しのぼる話題です。ブラジル人選手のテクニックには、ジンガという動きが関連しているとされます。ジンガは一種の武術で曲線的な動きが多く、ボールを滑らかに操り敵を翻弄するテクニックに通じているというのです。
メッシとネイマールの個人技は、まさに南米そのものです。しかし、メッシは中学生の頃からスペインに移住していますし、ネイマールはストリートサッカーではなくクラブの練習場で足技を磨きました。なぜ南米に個人技の伝統があるのか、誰もが納得できる理由が見つかるのはまだ先のようです。
世界1のスポーツであるサッカーは、ブックメーカーの数あるスポーツの中でも1番の人気を誇っています。
ヨーロッパや南米のサッカー中継をテレビ観戦している方なら何度も目にしているでしょうが、サッカーのユニフォームやサッカースタジアムは、ブックメーカーのロゴや看板が多数あります。ほとんどの看板がブックメーカーという試合もあるぐらいです。
ブックメーカーでは南米か、それともヨーロッパの試合に賭けるのかは好みによって分かれます。
展開が読めず、荒れた試合や得点が偏る試合は南米に多くあります。前半に複数得点があり、後半は得点なしということが起こるのが南米です。ヨーロッパは手堅く、ビッグクラブが勝利する試合が多い傾向にあります。南米と比較すると、番狂わせはヨーロッパの方が少ないです。
ブックメーカーのサッカーでは賭けやすいのはもちろんヨーロッパサッカーですが、先の読めない展開で盛り上がるのは南米のサッカーでしょう。
ブックメーカーが気になる方は、オッズだけでもホームページで見てみてください。試合前にどちらのチームが勝つか、ブックメーカーが両チームのデータを集め分析をしてうえでオッズがついているので、戦前予想としてはとても面白いです。
ブックメーカーは世界に2.000から3.000社あると言われているので、インターネットなら難なく探すことができるでしょう。
かつて、ゴールキーパーは「守備の最後の砦」として、主にシュートを防ぐ役割に専念していました。
ゴールキーパーはフィールドプレーヤーと異なり、ボールを手で扱うことができる唯一のポジションであり、その役割はシンプルに、相手のシュートを止めることでした。
過去のゴールキーパーたちは、特に反射神経と手の速さが重要視され、そのほかのスキルは比較的軽視されがちでした。
1960年代から1980年代にかけては、ゴールキーパーの戦術的な重要性は今ほどではなく、単純にシュートをブロックすることが求められました。
ゴールキーパーは、試合中にボールが自陣に入るのを防ぐことに専念し、時にはセービングにおいてあまり技術を要さない場面もありました。
ボールがゴールに迫るときには、守備陣がいかにボールを奪い返すかが重要視されており、ゴールキーパーはその後ろで戦う守備者としての役割が大きかったのです。
近年では、ゴールキーパーに求められるスキルは大きく進化し、守備だけでなく、攻撃にも関わる場面が増えてきました。
現代のゴールキーパーは、単なる守備の役割にとどまらず、ゲーム全体に影響を与える存在となっています。
現代サッカーにおいて、ゴールキーパーは「フィールドプレーヤーの一部」として考えられることが多く、その能力には戦術的な役割も含まれています。
現代のゴールキーパーに必要不可欠なのは、もちろんシュートを防ぐ技術ですが、それだけではありません。例えば、ボールを足元で処理する能力や、精度の高いフィードを行う能力は、現代のゴールキーパーにとって欠かせないスキルです。
ボールを受けた後、瞬時に正確なパスを出して攻撃の起点となることが求められます。こうした能力は、ゴールキーパーが単なる守備の役割にとどまらず、攻撃の一部としても重要な役割を担うことを意味しています。
また、現代のゴールキーパーは、高いセービング能力に加え、ゲーム全体の流れを読む力も重要です。
クロスボールに対する対応や、コーナーキックの際のポジショニングなど、ゴールキーパーの役割は守備に留まらず、試合をコントロールする要素にもなっています。
さらに、現代サッカーでは、高いラインでプレーするチームが増え、ゴールキーパーは時には自陣の外まで出てボールをクリアしたり、相手の攻撃を防ぐために1対1の状況に挑む場面が増えてきました。これにより、ゴールキーパーの俊敏性や判断力はより一層重要となっています。